最初のステップ: ConCertainty をセットアップする¶
ConCertainty で測定データを取得し測定不確かさを求められるようにするには、 あらかじめいくつかのマスターデータを登録しておく必要があります。このページでは、 何をどの順序で設定すればよいか、そしてその理由を説明します。
Info
ConCertainty は依存関係に沿ってユーザーを案内します。次のステップの前提として 必要なマスターデータは、その箇所で必須項目として要求されます。 選択フィールドに選択肢が表示されない場合は、対応するマスターデータの登録が まだ行われていません。そのため、測定データの取得を始める前に、以下に示す 順序でマスターデータを設定してください。
セットアップの順序¶
1. マトリックスと材料を登録する¶
まず、貴社の検査室がどの材料グループを扱うかを定義します。 マトリックスは同種の材料をまとめたものです(例: アルミニウム、水、油)。 関連する材料は、このグループ内の具体的な種類(特定の合金、配合、その他の サブタイプなど)を表します。
2. 試験方法を登録する¶
貴社の検査室が準拠する規格、標準、または社内メソッドを登録します (例: DIN EN 14726、DIN 38405)。試験方法は、各試験プロファイルの 方法論的な基礎となります。
3. パラメータを定義する¶
貴社の検査室で決定される測定量を設定します。ConCertainty には周期表の 118元素(PSE元素)がすべてあらかじめ含まれており、これらはそのまま 利用可能で、登録する必要はありません。PSE元素ではない測定量 (例: pH値、フッ化物、硫酸塩)については、カスタムパラメータを 登録してください。
4. 試験プロファイルを作成する¶
試験プロファイルは、試験方法とマトリックスを紐づけ、そこでどのパラメータが 決定できるか(それぞれの単位を含む)を定めます。試験プロファイルは、 測定データと評価が関連付けられる中心的な単位です。
5. 検査室試料を登録する¶
測定を行う対象となる物理的な試料を登録します。内部管理試料か 認証標準物質かによって、利用できる評価方法が異なります。
その後可能になること¶
すべてのマスターデータが設定されると、測定データを取得できるようになります:
- 日常の検査業務から得られた測定データを登録する → 測定シリーズを記録する
- 技能試験(ラウンドロビン試験)参加の結果を登録する → 技能試験参加を記録する
十分な測定データが揃ったら、測定不確かさを求めることができます: